こんにちは!「子どもと遊びと時々ふたご」ブログを運営しているゆっこママです。
このブログを書いている私は、双子含む三姉妹のママです。
本記事では、子どもと一緒にできる簡単な工作について、実体験をもとにもわかりやすくお伝えしていきます。
ほおずきって知ってる?
夏のお盆の時期になると、売られている「ほおずき」。
漢字で書くと「鬼灯」と書きます。オレンジ色でぷっくりとした提灯のような袋がぶら下がったような姿をしている「ほおずき」。
平安時代から主に薬として利用されてきたそう。その後、提灯のような身の形から、死者を導く提灯の役割を果たすとされ、お盆に仏花として飾られています。
夏の風物詩として市場でも売られています。
ほおずきを使って飾りを作ろう!
ほおずきの袋は何かというと、花が咲いた後に花びらの外側のがくが身を包み込むように成長したもの。
鳥や虫に食べられないように、がくを広げて成長したと言われています。
袋の部分には網目状にしっかりとした葉脈が通っています。この葉脈を活かして、なんと飾りを作ることが出来るんです!
作り方はとっても簡単!!
作り方や用意するものを紹介していくので、ぜひお子さんと一緒に作ってくださいね!
用意するもの
用意するものは、
①ほおずき(完熟したオレンジ色のものを選ぶ)
②ほおずきを入れる容器
この2つです!
部屋の中でする場合は、ほおずきの葉肉が腐ってくる間臭いがするので、蓋付の容器を用意しましょう。
もしも蓋がない場合は、サランラップでも代用できます。
作り方
①ほおずきの袋の部分の枝を一つ一つ茎から切り離します。
②切り離したホオズキを容器に入れ、全体が浸かるように水を入れましょう。
この時、袋の中の空気を抜いて袋の中まで水が入るようにするといいですよ!
どうしても浮いてしまう場合は、割り箸などを使って突っ張り棒をつけます。
③後は、2〜3週間ほどかけて葉肉が腐敗するのを待ちます。
時々、水を入れ替えてあげると葉肉が腐って葉脈が少しずつ出てくる様子が見れますよ!
葉脈が出てきたら、水の中でゆすったりシャワーをかけると葉肉が簡単に落ちると思います。
④全ての葉肉が落ちたら、風通しの良いところで乾燥させましょう。この時に葉脈の形を整えておくのがポイントです!
しっかりと乾燥したら完成!
before↓
after↓
【ポイント!】
作る時のポイントは、しっかりと完熟したオレンジ色のホオズキを使用すること。まだ緑色が残ったホオズキだと腐りにくいので完熟したものを選びましょう。
また、ベランダや庭がある場合は、よく日が当たる外に出しておくと腐敗も進みやすく、臭いも気にならないのでおすすめです。
部屋で行う場合は、ぬるま湯を入れてあげると腐敗が進みやすいです。
アレンジもできる!
お皿などに入れて飾っておくのも素敵ですが、アレンジもできます。
1つ目は、葉脈を乾燥させる前に漂白剤に入れてみる方法です。
漂白剤につけることで、葉脈が真っ白になり葉脈の美しさが際立ちます。
2つ目は、葉脈に少し切り込みを入れて中の実を取り出し、中にLEDライトなどを入れる方法です。
葉脈が浮かび上がり素敵な飾りに大変身!
まとめ
ホオズキを水につけておくだけで出来ちゃうのに、とっても素敵な飾りに!
小学生だと葉脈の様子も観察でき、夏休みの自由研究としても!
小さいお子さんでも一緒にできるので、ぜひ作ってみてくださいね。